晴れやか

粒子だったり波だったり、世界ってとても面白い仕組みだね。



僕が物を設計したり楽器を弾いたりするのは、なにがしかの仕組みを見つけ出そうとする行為であり、それが純粋に楽しいと感じるからなんだと最近気付いた。

平面だけじゃなく断面も一緒に考える

5月17日は赤坂graffitiでのライブは久々の広いハコでの演奏だった。
トップバッターだったのにたくさんのお客さんの前で演奏できてありがたかった。

ジャンクフジヤマさんも若林マリ子さんも抜群の演奏力。
くるぷしは・・・・まだまだ定まらないようでした。
個人的に曲ごとの演奏ムラがおおきくていかんなぁと反省。

簡単に言って片付けてるみたいだけど、東京にきてからのライブでは毎回深く考えさせられることがあるし、一つの目標が生まれたり、何かが崩れ去ったりもする。

でも新しい知り合いが出来て、それが友達になったりして、自分の定位置みたいなものが定まってくるの間違いなくうれしい。

瞬間接着剤とブレイクスルー

会社を定時で切り上げ、今日も今日とて行徳へ。
そうそ、ライブも近いしねぇ・・・ってそれだけじゃない。

つい二日前の晩にはじめたアロンアルファ作戦。
ピッキングする右手の爪に塗りたくるだけ。
その効果をチェックする目的があったのだ。

その夜、どうも弦の張力に「爪が負ける」、
ピックみたいな「芯のある音」出せないもんかなぁー、
と思っていたらひらめいた。いや、思い出した。
（正確には去年の夏のねぎしナイトの時に、アンコさんに教えてもらった）

効果覿面。
これまでみたいに弦が指と爪の間に引っかかることもなくなったし、
音にも芯が表れて来た。
あわせて、弾きやすい。

あまりにも弾きやすくって、楽しくなっちゃって二時間があっという間に過ぎた。


またギターの世界が広がったよ！

どうしたいかって

5月1日のmona recordsでのライブは無事終了。
なにが「無事」なんだろう？

目だって大きなへまもなかったけど、確かな手ごたえがあったとも思えない。
アレンジとか、コーラスとか、すこしずつこさえてきた変化を人様の前という緊張状態のもとで実験する。ところどころ指がもつれたり、アレンジを忘れたりしながらもまあまあの演奏。

音楽的にはアコースティックで、耳障りのいい、心地いいものを目指してやってるけど、演奏はもっともっとソリッドにしたい。タイトにいきたい。
わかる？バシッとギュッとピンピンにきめたいのだ。
たるたるのびのびの演奏は心地よくなんか無いのだ。のれないのだ。グルーヴィーじゃなきゃ音楽じゃないのだ。

それと、演奏云々以外にも曲を「どうぞ」って渡してあげる術を身につけたいものだ。これまで演奏の合間の会話は苦手だから、一生懸命演奏することで「どうぞ」って言おうとしてたけどそれだけではちょっとぶっきらぼうだ。しかも今の演奏ではのぞめない。



一緒に出演して下さったバンドを見て、そう感じたのでした。

自分でも説明できんけども

本来の僕はタバコが嫌いです。
でも今夜は服に残ったタバコのにおいと共に、余韻に浸っているのです。


今日は夕方、思い立ってスタジオに電話して個人練習の予約をとった。
仕事って自分で終わりを決めなきゃいつまでだって終わらないから、スパッとぶったぎってやらなくちゃいけない。そう、仕事のために生きているんじゃなくて、自分のために生きているのです。なんのこっちゃわかりませんが。


予約時間にちょっと遅れてスタジオ到着。
オーナー、店長、やっぱりココだよなーというあったかさにやられる。
この時点で来てよかったと思ってしまう。


＞オーナー、スタジオ移動してくだすってアリガトウゴザイマス。


前回のライブ、ひとりくるぷしまではテイラーのスチール弦をメインに弾いてたけど、今日はガットギター。先日ひさびさ持ち替えたとたんにフレーズが沸いてきて、そいつらの輪郭をすこしずつ形にしていこうという魂胆。

思考停止してただただ徒然なるままに弾きつづけ、それを録音しつづける。
いいぞいいぞ、今日はよく音が繋がる。

DR-07（あまぞんで購入した！）がとてもいい働きをしてくれていて、一瞬のひらめきをのがさないもんだから頼もしいのである。DR-07はTASCAMのハンディレコーダー。最近の曲作りに欠かせないツール。


ん、話がやっぱりそれてきた。


練習時間が終わってから、しばし雑談。
プラグインの聞き比べをさせてもらったりしながら気付けば11時。
仕事場とはぜんぜん違う場所で過ごす時間があまりにも楽しくて、普段は嫌いなケムリのにおいもココならぜんぜん気にならなくってね・・・。
不思議なもんです。



明日は金曜日。
予報は雨か・・・ありゃりゃ。